りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2011

りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2011@弘前文化センター (14:30-17:00頃)
昨年のPOWER LIVEは行けなかったので、2009年のPOWER LIVE以来となるりんご娘.
なんというか、もはや浦島太郎状態で。それはそれで新鮮なのかもしれないけれど。
ほとんど引退状態なもので、昨今の地方アイドル事情と比較してどうこうなんてことは語れません。チケットが生券とチケットぴあ発行とで異なることも忘れていて、地元のサークルKサンクスで発券してしまい後悔…するほど、いろいろ疎くなってしまったわけで。
会場のキャパは550席。それだけでも驚きなのに、客席は8割方、埋まっていたでしょうか。いやもう、唖然。。。「よくぞここまで…」というのが正直な、まさに実感。これも『さんまのSUPERからくりTV』出演効果? この日も同番組の密着取材が入っていて、出演時の抜粋VTRのみならず、さんまからの《U.M.U AWARD 2011》応援メッセージVTRまで流され…。終演後は来場者に「さんまコール」を収録させるなど、全面タイアップといった感じ。

ステージでは、学業&部活専念のため活動休止中だった、「とき」の復帰を発表。金星、三上(サポートメンバー)とともに、今後は5人での活動に。「三上」は「三上」のままなのね。
フツーに考えれば、向こう2年間ほどはこの5人で安泰なはず。5人という大人数での安泰・安定期なんていつ以来だろうかと考えてみたところ、何のことはない、初めてじゃないか(苦笑)。それを思えば、苦難の歴史だなぁ…。
寸劇や凝った企画はなく、久々に歌主体というか、『さんまのSUPERからくりTV』絡みの時間帯以外は歌のみで構成。フルメンバー揃っての練習時間確保が難しい等の理由もあるのでしょうが、それはそれでアリかなと。実質2時間半近いステージを、退屈させずに構成する実力はあるコたちなので。ジョナとレットは、今やどこに出しても恥ずかしくない働きができるでしょうね。

あとは。。。
モノクロで無料配布だったパンフレットがカラー化され、有料(1000円)になったとか(苦笑)。グッズの種類がものすごく増えていて驚いたとか。終演後の握手会はとんでもなく長蛇の列で、それだけで1時間以上かかることにまた驚いたとか。

や、もう何も言うことはないほど立派だし、すごいので、そんな感想しか。
欲を言えば、構成にもうちょっと抑揚というか、メリハリが欲しかったのも確かだけれど。
母体もバックアップもない、まったくゼロからのスタートでこれほど成長した地方アイドルは前例もないし、おそらく今後も出現しないでしょうね。崩壊寸前、活動継続の危機も乗り越えてきた彼女たちとスタッフには、「継続は力なり」の言葉を贈りたいです。

なんてね。
お目当ての観客などほんの数人だった時代が、走馬燈のように蘇りますわ。
「金星」と言われてパッと脳裏に浮かぶのは、未だに先代の「金星」だし。。。
かつての在籍メンバーは、今の状況をどう思っているんだろうね。