オーディション結果公開

岩手発アイドル育成プロジェクトとしてスタートした、スーパーアイドルプロジェクトIWATE。その最終審査が行われた10月5日から1週間以上経って、ようやく公式サイトがリニューアル。合格者のプロフィールなどが公開されました。
で、当日は8人が合格したはずなのだけれど、なぜかプロフィールが公開されているのは6人。最終審査前から合格者は8人の予定だったはずだし、翌日の新聞には確かに8人と書かれているのに…。ひょっとして、この人数変更が公式HPリニューアルの遅れと関係しているのでそか?
岩手日報2003.10.06付け記事より引用。

岩手発アイドルに8人合格

 本県出身のアイドルを育てる「岩手発!アイドル育成プロジェクト公開オーディション」(同実行委員会主催)は5日、花巻市大通りのなはんプラザで開かれ、審査を勝ち抜いた8人の合格者が岩手発のアイドルグループとして誕生した。8人は今後、歌や踊りの本格的なレッスンを重ね、来春のCDデビューを目指す。
 同実行委員長の佐藤博之さん(32)ら、花巻市北上市内の若手経営者らが「若者が活気ある、魅力ある岩手にしよう」とプロジェクトを結成。審査には県内約50人の応募者の中から選ばれた12歳から18歳までの31人が参加。歌や踊りを披露し、約300人の観客に魅力をアピールした。
 選ばれたのは、盛岡市の高橋優希さん(17)、瀬川祐奈さん(15)、花巻市の阿部奈菜さん(17)、千厩町の伊藤梨紗さん(16)、滝沢村の橋本聡美さん(15)、石川和美さん(12)、石川直美さん(12)、紫波町の佐々木香須美さん(15)の中学1年生から高校3年生までの8人。
 8人は今後、花巻市内の空き店舗などを利用したスタジオで、プロのアーティストを招いて歌や踊りの公開レッスンを行い、来春のCDデビューを目指す。実行委が集めた資金のほか、応援者から1口1000円の基金を募り、スポンサー企業なども募集する。
 委員長の佐藤さんは「岩手の活性化のためにも皆で盛り上げていきたい。来春のデビューに向けて厳しい練習を重ね、全国に通用する岩手発のメジャーアイドルに育てたい」と意気込んでいる。
 グループ名やデビュー曲は、今後実行委などが中心となって検討する。問い合わせはK−MUSIC(0198・24・0019)へ。

【写真=岩手発のアイドルグループに選ばれ、笑顔で活躍を誓う8人】

岩手日日2003.10.06付け記事より引用。

岩手からアイドルを〜花巻で公開オーディション

 岩手発アイドル育成プロジェクト「公開オーディション」(同実行委員会主催)は、五日午後一時から花巻市大通り一丁目のなはんプラザで開かれた。一次審査に合格した三十一人が出場し、八人が合格した。半年間の歌とダンスのレッスンを経て十六年春、デビューする。
 公開オーディションには、県内各地の十三−二十歳の五十四人の応募があり、書類と歌を録音したテープによる一次審査で三十一人に絞られた。
 ステージでは、自己PRを一言述べてから歌に入り、出場者は「岩手の良さを全国に伝えたい」「現代のアーティストを超えるアーティストになりたい」「感動を与える歌手に」などと決意を披露した。
 会場には、若者や出場者の家族、友人ら約二百五十人が詰め掛け、オーディションは熱気の中、進行した。
 審査員を代表して作詞・作曲家の佐藤将展さんは、「歌とダンスの全体を審査した」と審査のポイントを語った。また、佐藤博之実行委員長は、「八人がアイドルになるために活動する。スタッフともども頑張るが、県民の応援が必要」と一口千円のカンパを要請した。
 合格者は、ボーカルとダンストレーニングを週一、二回取り組む。指導は、ボーカルが歌手の木本有美さん、ダンスがコレオグラファーのMAYUMIさん。
 デビューまでの資金は、市民のサポーター金や一般企業からの援助金を見込み、商店街でのカンパも募る。
 問い合わせは同事務局=〒025−0092、市大通り2の6の18、0198(24)0019=へ。

【写真】8人が合格した岩手発アイドル育成プロジェクト「公開オーディション」

*公式サイトに公開されたプロフィール

石川直美
滝沢村出身,H3.3.5生,血液型:B,今後の目標:せいいっぱいがんばる,ファンに一言:応援お願いします。

佐々木香須美
紫波町出身,S63.7.14生,血液型:A,今後の目標:がんばってレッスンをしてかっこいいアイドルになる。,ファンに一言:私たちを応援してください。

石川和美
滝沢村出身,H3.3.5生,血液型:B,今後の目標:自分なりにがんばる,ファンに一言:応援4649お願いします。

橋本聡美
滝沢村出身,S63.6.23生,血液型:O,今後の目標:ダンスを頑張りたい。,ファンに一言:一生懸命がんばるので、応援よろしくお願いします。

伊藤梨紗
千厩町出身,血液型:O,今後の目標:ENJOY,ファンに一言:よろしくお願いします。

阿部奈菜
花巻市出身,S60.10.24生,血液型:B,今後の目標:とりあえずCDデビューにむけて頑張る。,ファンに一言:応援よろしくお願いします。

うーん、血液型の半角、全角表記ぐらい統一してくれ(苦笑)。
石川和美・直美は(双子の)姉妹ですね。
で、盛岡市の2人、高橋優希、瀬川裕奈(岩手日報の“祐奈”は誤変換らしい)が抜けてるんですね。10月13日に第1回ミーティングが行われたという記事で写真が掲載されているけれど、それも6人だし。新聞報道までされているのだから、なぜ2人減ったのかを明記して欲しいところ。でないと、余計な憶測を生むだけだと思うのですが。
別にケチをつけるつもりはないし、SHIPに続けとばかりに動き出したこの企画は応援したいところだけれど、見に行った人間の感想によると、地元で云々というよりメジャー展開を最初から視野に入れた感覚らしいのも気になるところ。このプロフィールでも、何も活動していないうちから“ファンに一言”は違うんじゃない? と突っ込みたくなってしまう。“ファン”がつくかどうかは、その活動次第。最初は“皆さんに一言”とかじゃないのかなぁ。
また、《ご支援のお願い》では、

岩手県の活性化(岩手を更に魅力ある街にしよう)と青少年の育成(夢や希望を持つ有能な若手にチャンスやきっかけを与えよう)をコンセプトとしてスタートした企画です。

とあり、半年間のレッスンを経て来春にはCDデビュー。その制作費やレッスン費、宣伝費等はサポート金(一人\1,000)を集って活用するらしい。
これ、もう少し具体的に“岩手県民にとって何がどう有益なのか”とか、“岩手県ならではのコンセプト”などを大前提に置いていかないと、なかなか“支援”は得られないんじゃないでしょーか。初期のSHIPで感じられたような“地元のみんなで作り上げていこう”という雰囲気が、今ひとつ伝わってこないんだよね…。
まぁ、何はともあれ、どんなものになっていくのか動きに注目しつつ、初イベントの際は見に行ければ…などと思ってます。