SHIPシアター計画!?

山形県酒田市SHIPに、専用劇場(SHIPシアター)計画が勃発!?
SHIP REPORTによると…

①いつでもステージを使ったリハーサルや練習が出来る ②照明を使ったホームライブが出来る ③イス席でゆっくりと楽しんでもらえる ④SHIP以外の公演にも使えて文化貢献出来る ⑤会場設営などでスタッフさんの負担を軽く出来る

以上がそのコンセプトで、市内日吉町の閉鎖された映画館《日吉座》(現在は空店舗)が候補地だそう。再び同サイトによると…

明治20年に酒田に本格的な芝居小屋「港座」が建てられ、その当時、東北一の芝居小屋と言われたそうです。
こけら落としには、上方名代の関三十郎が来たそうです。
回り舞台から、奈落、両方に花道、桟敷、中茶屋まである、本格的なものだったそうです。
その後、明治27年に庄内大地震が起こりましたが港座はビクともしなかったと言われています。
残念なことに、昭和29年に焼けてしまいました。
現在の港座は再建されたものですが現在営業されていません。

だそうで、かつて江戸時代から北廻り航路の港町として発展してきた、酒田の歴史を感じさせる施設なんですねぇ。これが実現すれば、当然ご当地アイドルとしては初の快挙になるわけで、頑張って欲しいところ。地元との密接なタイアップ、活性化のための有効利用など、そのアイデアの豊富さには脱帽ですかね(^^;; 
近年、全国各地の商店街では《楽市楽座》として閉店などで生じた空きスペースを有効利用する展開が広まっていますが、その一環、テストケースとしても注目されるところ。ちなみに、広島では竹原市竹原商工会議所青年部が主体の駅前商店街活性化計画《楽市楽座プロジェクト》が立ち上がり、昨年11月にはサンフラワーが(ゲスト:ばちっ娘!)ライブを行なっていたりもします。
*楽市・楽座(楽市令) *日本史用語集(山川出版社)より

市の閉鎖性や、特権的な販売座席である市座を廃し、商品取引の拡大円滑化を図った政策。市は、世俗の権力や関係から解放された場とされた。信長が美濃加茂・安土山下町などに実施した後を受けて、秀吉も推進し、旧来の市の復興や新城下町の繁栄を図った。

2004.07.22、追記
ふぅむ。ふだんから見に行っている人の意見は重みが違う(苦笑)。シアター構築=閉鎖的な状況に向かうのであれば、どうかとは思いますね。それこそ、かつての原宿ルイードやBANANA園(大笑)のようになってしまうなら、意味ないですから。