第6回ココナッツ・オーディション

徳島で活動しているココナッツJr.の新メンバーを募集する、第6回ココナッツ・オーディションが進行中。一次(書類)審査には19名が合格したそうで、8月30日には二次審査が実施される。
*募集要項(公式HPより引用)

5/5に2ndCD『常夏の笑顔』を発売した徳島発のアイドルグループ・ココナッツ Jr. が所属するブレインポリスでは、次代のアイドル候補生のための第6回ココナッツ・オーディションを行ないます。
応募資格はタレント活動に興味のある徳島県内在住の明るく元気な小学校4年生から22才までの女性。希望者は、住所、氏名、電話番号、身長、体重、学年、特技などを書いた自己PR文と写真2枚(顔と全身)に返信用80円切手を添えて下記までお送り下さい。締切は7月25日(必着)。

〒773-0014  小松島市江田町腰前218-14 ブレインポリス「オーディション」係 へ。
 ★1次審査(書類)に合格した人にだけ、8月中に2次審査の案内が送られます。
 ★応募書類の返却はいたしません。

近年は有料の限定イベント《秘密のお茶会》ばかりの活動で実態が謎だったココナッツJr.も、この秋からは再びイベントでのライブ活動を開始するよう。そこでは、今回の募集で合格した6期生もお披露目に? この機会に一度は見ておきたいものです。
なんと言っても、いわゆる地域限定型(?)アイドルユニットとしては老舗(笑)的なものですからねぇ。もともとは、徳島のタウン誌あわわ(94.12月号)誌上で、3ヶ月間の期間限定プロジェクトとして結成されたAPD(阿波パフォーマンスドール)が、その元祖。当時のメンバーは林恵美・原田まゆみ・多田純子・森淳子・小川典子・中本香澄。これを母体に(?)、森淳子(徳島商業高2年)・原田まゆみ(鳴門高3年)・多田純子(城東高3年)の3人で1995.05.05に結成されたのが、初代ココナッツ。同年夏の徳島県すっぴん徳島キャンペーンCM(関西ローカル/関東でのO.A.は翌96年夏)にも登場し、95.12.24にはCDミニアルバム『まっすぐ』もリリース。これは、地域限定型アイドルによる自主制作CD第一弾だったのでは?
1996年夏には、中学生3人で妹分のココナッツJr.が結成。このとき、後の主要メンバー・あべえみこ(神山中学1年)が加入。実質的な活動開始は1996.08.13の阿波踊り・カルピス連への参加から。2001.01.01には1stCD『すてきなあしたへ』もリリースするなど、この時期まではかなり活動も目立っていたのだけれど。
さらに最近は、第5回『東宝シンデレラ』(2000.01.09/グランプリは長澤まさみ)で審査員特別賞に選ばれ、2003.05.26から毎日放送系でO.A.された昼ドラ『ショコラ』のヒロイン・辰巳千夜子役で話題になった大塚ちひろがかつて在籍していたことでも知られる(苦笑)。1997年春の第二期からの加入で、当時は津田小学校6年生。彼女の両親はかなりのステージパパ&ママらしいので、何はともあれ芸能界にもっとも近いところから活動を始めさせたのでしょうねぇ。ちなみに、当時の在籍については非公開なものの、敢えて伏せたり隠したりするわけでもないというスタンスらしい。まぁ、何がどうであろうと東宝芸能に入れば一生安泰ですからねぇ(苦笑)。
ところで、すっぴん徳島CMと言えば、思い出すのが吉田真紀(笑)。調べてみると94年制作になっているので、ココナッツの前年のキャンペーンだったんですねぇ。
こちらも確か、関東では1〜2年遅れでO.A.されていたような…。確か当時、CMを見ての東京の媒体からの問い合わせに、「撮影が1年以上前のものなので…」と、プロモーションをやんわりと否定していたはず。翌年、ココナッツのCMがO.A.された際も、吉田真紀に問い合わせをした媒体は、最初から諦めて動かなかったそう。96年11月には、原田まゆみ・多田純子の2人が参加して(森淳子は大学受験のため欠席)、東京・恵比寿ですっぴん徳島キャンペーンイベントを行なったものの、今ひとつ盛り上がらず…だった背景には、そーんな一面もあったりします。
なお、すっぴん徳島キャンペーンは2000年まで続いたものの、CMにアイドル系の女のコを起用したのはこの2年間のみ。関東でも関西とリアルタイムでO.A.していれば、もっと大々的に成功したかもしれないのにねぇ。