銭形泪@公開収録

BSデジタル、BS-iでオンエア中の『ケータイ刑事 銭形泪』の公開収録で、お台場のヴィーナスフォート・教会広場へ。
生放送や一幕劇など、ドラマという形態であれば何でもあり(笑)な同シリーズだけに、今シリーズでも遂に…という感じですね(^^;; 今回はその一幕劇風な構成で、五代潤巡査部長(山下真司)と銭形泪黒川芽以)、柴田太郎鑑識員(金剛地武志)らがマジックショーを見に来て、その会場で殺人事件が起こる…という設定。まぁ、そんな設定だろうとは予想してましたが(苦笑)。*第9話(2月29日オンエア予定)
演出も出演者も、また客席もそうしたノリを十分に理解しているので(笑)、収録はとってもスムーズ(笑)。時間軸が“その場”だけなので、指紋鑑定がアッという間にできてしまったりと、物語としては無理だらけ…なんだけれど、そこは“五代さん”の「もうできたのかよぉ!?」で、笑って済まされたりするわけです(^^;; 中でも笑えたのは、泪が犯人を逮捕するシーン。通常なら、ピッと構えたケータイからピュピュピュ〜ッと赤い網が飛び出す別画面との合成で、犯人が御用! となるところ。それが、ポーズだけをつけて「えいっ」……。一瞬、客席が「へ?」という空気に包まれたところで、鑑識員チームが黒子役で登場し、赤い網をよいしょよいしょと犯人にかぶせて一件落着(笑)。いや〜、実にアナログだ、わかりやすい(苦笑)。
また、物語パートの終了後には、演劇風にカーテンコールまでやってしまう大ノリ(笑)。収録=公演(?)はきっちり30分の尺で収まっていたので、開き直って公開収録であることを打ち出し、そこまでオンエアしちゃうんですかね。地上波じゃできない芸当だろうなぁ(苦笑)。2回まわしなので、問題が生じても編集すればOKだと(^^;; さらに終演(?)後には、柴田鑑識員のギターステージのオマケ付き。さらにさらに、出演者へのプレス囲み取材まで公開でやってしまうという徹底ぶり。や、ここまでやれば立派です(苦笑)。
ちなみに自分が見たのは1回目。2回目には黒川芽以トークショー&ミニライブもあり、感極まって泣いちゃったそうな。
また、会場では台本・警察手帳・トレカといった銭形泪オフィシャルグッズ(サイン入り台本つき)の他、黒川芽以サイン入り写真集・DVD・カレンダー・映画ポスターも販売されるなど、雰囲気はほとんど黒川芽以ファンの集い(^^;; 観客は募集抽選によるもので、競争率は約10倍だったとか。遠くは宮崎や長野から来た人も…「BSデジタルは全国どこででも見られます」な売り文句とともに紹介されていました(苦笑)。
なお、オフィシャルグッズの売れ行き好調さに、BS-iでは、公式サイトでのネット通販も考え始めたとか。。。
まぁ、今やこの『ケータイ刑事 銭形*』シリーズはBS-iの看板番組ですからねぇ。在京地上波キー局ではTBSBS-iがもっともBSデジタル放送に力を入れていると思われますが、その看板番組ということは、BSデジタル放送を代表する番組がこのシリーズ!? い、いいのか、そんな結論で(正)。
そりゃま個人的にも、『ケータイ刑事 銭形愛』のオンエアに合わせるようにBSデジタルを導入し、現在も欠かさず見ているのは『ケータイ刑事 銭形泪』だけ、なのは確かなんですけどね(誤)。